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太田あつし がゆく!

奈良県議会議員 太田あつしの活動日誌
大和高田市議会議員として3期11年、参議院選挙の選挙区候補を経て現在は奈良県議会議員としてがんばっています。みなさまのご支援を心からお願いいたします。
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奈良県議会本会議が開催されました

奈良県議会が開催され、補正予算や条例の制定などが審議されました。日本共産党奈良県議団は概算事業費、約95億円かけてつくる(仮称)奈良県国際芸術家村の整備事業費8億8624万7千円が含まれる「奈良県一般会計補正予算(第一号)」と「奈良県都市公園条例の一部改正」について反対しました。他の議案には賛成しました。

 

討論の内容は以下の通りです。
日本共産党を代表して討論を行います。
奈良県一般会計補正予算(第一号)ですが、(仮称)奈良県国際芸術家村整備事業8億8624万7千円が計上されています。整備基本計画の中で示されているように奈良の文化財修復技術の継承を進めることは大事なことだと思います。しかし、芸術家村ということですが、文化財修復、展示棟や伝統工芸施設のほかに、道の駅、農村交流施設、サイクルステーションなどを併設、さらには民設民営で公募するというホテルまで計画されています。県民からは、にぎわいをつくるための複合施設としての整備だと受けとめられており、「なぜこれが芸術家村なのかわからない」との感想も寄せられています。年間利用者数予測約55万人、年間の経...済波及効果、約18.6億円が示されましたが、立地場所は交通の便が良いとは言えず、事業ごとに見ても採算がとれるのか疑問です。県内には板金、屋根、金具、左官、彩色、畳、建具、石といった分野で文化財の修復が行われていますが、どの分野においても後継者が不足して困っているとお聞きしました。しかし、このすべてが国際芸術家村に拠点を設けることができるとは決まっていません。概算事業費、約95億という巨額を投じるならまず、切実な課題となっている県内の現場で文化財の修復を行っている人材の確保をもっと充実するべきです。また、全体の事業費を圧縮する意味でもホテル建設など複合施設としての大がかりな施設整備は必要ないと考えます。以上のことから奈良県一般会計補正予算(第一号)は反対です。

次に議第63号、奈良県都市公園条例の一部を改正する条例です。これは国の都市公園法の一部が改正されることによる遵法改正です。都市公園内において保育所など社会福祉施設の設置を可能とするとともに、公園内でカフェ、レストラン、コンビニなどの収益施設の設置と同時にその周辺の広場の整備などを一体的に行う民間事業者を公募し、選定する制度が創設されるということです。都市公園の中にこれらの集客施設を設置する場合、公園の利用者や地域住民などの理解を基本的な精神として考慮する必要があります。
奈良県では2012年2月に策定された奈良公園基本戦略に基づいて、多くの住民の再検討を求める声に立ち止まることなく、世界に誇る名勝奈良公園内の吉城園周辺地区と高畑裁判所跡地に高級ホテルやレストランなどを設置・建設する計画をすすめています。
奈良公園は、1922年に国の名勝に指定され、その魅力を維持するために古都保存法や奈良市風致地区条例など幾重にも規制の網をかけ、行政はこの規制をまもり、住民や地元商店もそれを受け入れ、奈良公園は寺社と自然が一体となった景観と環境を保全してきました。
 奈良公園は県民のかけがえのない財産として地元住民をはじめとする県民が守ってきた、だれもが利用できる公共の空間です。「隣接する住民に事業内容について全く説明がないのはなぜか」という意見や事業そのものについても「文化庁や奈良市の許可をもらう前に住民の意見をまず聞くべきではないか」という意見など、地元に対する説明や事業計画についても、疑問が残され、納得いく説明になっていない状況が多数見受けられました。現状変更については行政だけで決めるのではなく、地元住民をはじめ広く県民の意見を聞いて合意と協同を大切にしてすすめなければなりません。奈良県都市公園条例の一部を改正する条例は、地元住民をはじめ広く県民の意見を聞くための協議会の立ち上げの設置義務を明記するなど公園の利用者や地域住民などの理解を求める仕組みを作るべきですが、この条例にはその点が確認できないことから認めることができません。以上の理由により議第63号、奈良県都市公園条例の一部を改正する条例については反対です。

残余の議案には賛成いたします。討論は以上です。

| 活動日誌 | 22:05 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |









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