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太田あつし がゆく!

奈良県議会議員 太田あつしの活動日誌
大和高田市議会議員として3期11年、参議院選挙の選挙区候補を経て現在は奈良県議会議員としてがんばっています。みなさまのご支援を心からお願いいたします。
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高校生の県外流出率全国ワースト1改善を

7月3日、奈良県議会最終日、「高校生の県外流出率全国ワースト1改善のため、県立高校の募集生徒の定員増枠を求める請願」が議題となり、私は日本共産党を代表して賛成討論を行いました。残念ながら請願は否決されましたが採決に参加することができない議長を除く42名のうち、9名の議員が請願に賛成しました。少なくない中学3年生が本来は県内の公立高校に進学したいにも関わらず、県外の私立高校に通っているのが奈良県の現状です。また、奈良県が行っている県立高校再編計画も中学生や高校生の想いに寄り添えていない問題もあります。何とか改善させなければなりません。以下が討論の本文です。
日本共産党を代表して請願第6号「高校生の県外流出率全国ワースト1改善のため、県立高校の募集生徒の定員増枠を求める請願」に賛成します。
2019年12月の文部科学省の学校基本調査によれば奈良県の高校進学者のうち11.46%が県外進学で全国平均5.04%に比べて2倍以上になっており流出率は全国ワースト1になっています。人口規模が同程度の8県における県立高校の数を比べると他県が50校から60校あるのに比べて奈良県は37校と少ないのが実態です。
奈良県教育委員会が過去4年間、行った「県内公立中学校卒業予定者の進路志望調査」では県内公立志望者の割合は約90%となっており、県内私立が約3%、県外が4.4%となっています。一方で高等学校入学者分析表によりますと県外高校への進学割合は平均で約11%となっており。3学年で約4200人の高校生が県外の高校に通学しています。その中の約900人から1000人が本来は県内の県立高校に通いたいと願っているにも関わらず、県外高校に進学しています。高校生の県外流出は、県立高校の募集定員枠の不足に起因しており、県民の教育費や、生徒の学習・クラブ活動、郷土愛も流失させる心配があります。
このような状況が続くことは、奈良県の将来人口を考えた時、奈良県の公立高校に行きたいと願う生徒の希望がかなえられるよう、県立高校の募集生徒の定員枠を増員してほしいという請願は当然の願いと受け止めます。
今年度から「魅力と活力あるこれからの高校づくりを目指す奈良県高校再編計画」がスタートしました。
奈良市内の普通科の平城高校、登美ヶ丘高校の募集が停止、新たに国際高校が新設されましたが内容の周知が不十分で定員割れが起きています。北部の普通科を標榜するところは軒並み倍率が上がる一方で中南和のとりわけこれから再編計画の対象になるところでは大幅な定員割れが起きています。
県が進めようとしている高校再編計画と保護者や生徒の県民のニーズに乖離があることは明らかです。県立高校の募集定員の決定にあたっては、住民参加の観点から、入学希望者や保護者などの意見を広く聞き、県民の合意形成を得るべきです。
学校の全国的再開から約1カ月がたちました。新型コロナウイルスの感染拡大が心配される中で、公共交通機関を使って1時間以上もかけての通学やなかなか会うことのできなかった同級生との新たな学校生活など人間関係は子どもの心や体に大きな負担となっています。新型コロナウイルスと長期に共存する時代のもと子ども一人ひとりの学びを支え心のケアを行う、手厚く、柔軟な教育がどうしても必要です。
 学校再開直後の「分散登校」では、各地の学校で一時的に十数人の授業となりました。「子ども一人ひとりの表情がよくわかる、コミュニケーションもとれる」「一人ひとりの勉強のつまずきを丁寧にみられる」など効果はてきめんです。少人数学級が手厚い教育、柔軟な教育にいかに有効かが、全国の経験となりました。
感染症の第2派、第3派への準備が求められる中、生徒のみならず県民共通の喫緊の課題として「奈良県全体の人口施策や衛生上の観点から県立高校の募集生徒の定員枠を積極的に増員すること」「新型コロナウイルス感染症に対応できるよう、少人数学級をすすめ、学校数を増やすことも視野に入れ、政府の指針も参考に教員の増員をはかること」について取り組むべきであり、請願第6号「高校生の県外流出率全国ワースト1改善のため、県立高校の募集生徒の定員枠を求める請願に賛成であることを申し上げて討論を終わります。
| 活動日誌 | 16:26 | comments(0) | - | pookmark |